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オイシックス・ラ・大地が、業績好調の“いま”コスト削減に本腰を入れる理由

ウェブサイトやカタログを通し、一般消費者に安全性の高い有機野菜や無添加加工食品を届けるオイシックス・ラ・大地株式会社。2017年、2018年と二度の経営統合を経て、従業員数(2020年3月時点)は1,688名、右肩上がりの成長を続けています。

そんな同社は、順調にトップラインを伸ばす一方で、今年の10月に支出管理SaaS「Leaner」を導入。更なるコスト削減に向かって動き出しました。

業績好調の“いま”、なぜ支出管理により一層、力を入れるのか。——経営企画部の竹中さん、黒畑さん、中嶋さんに、「Leaner」を導入した背景と、全社で取り組む筋肉質な組織づくりについて語っていただきました。
※本取材は、12/1にご協力いただいたものです


業績好調の今こそ、コスト削減のタイミング

—— オイシックス・ラ・大地さんはもともと、コスト削減に積極的だったのでしょうか?

竹中:経営企画部がコスト削減の指揮を取るのですが、各部門の実態を捉えるのは容易ではありません。

多くの他社さんがそうだと思いますが、事業部に「この費目は削減余地があるよね?」と伝えたところで、他社と比較した明確な根拠があるわけではなく、お互いに納得感のある結論に至るのは難易度が高いのではないでしょうか。

—— オイシックス・ラ・大地さんは現在、業績が右肩上がりです。このタイミングでより一層、コスト削減に力を入れる理由についても、お聞かせください。

黒畑:今が好調だからといって、先々も安定した業績を残せるとは限りません。特に最近は新型コロナウイルスの影響もあり、景気の変動が読みにくい。

今後、もしも業績が振るわなくなることがあったとしても、そのときはトップラインを伸ばすことに集中したいと考えています。コスト削減によって生み出した経常利益は、次なる事業成長の原資にもなり得るので。

「Leaner」がもたらす、リバウンド知らずのコスト削減アプローチ

—— いくつか打ち手を検討されたと思いますが、支出管理SaaS「Leaner」を導入していただいた理由をお聞かせください。

黒畑:当初はコンサル会社に依頼することも検討していました。しかしながら、それでは支出管理に対するノウハウが蓄積されません。数年後にリバウンドしてしまう可能性が、十分に考えられます。

会社が成長すればするほど、コストも増えていきます。つまり、自社で適切に支出管理を行う能力がなければ、また同じことの繰り返しになってしまう。その点「Leaner」は、蓄積されたデータをベースに、自分たちで課題解決に向かうことができます。

竹中:また、適切な予算案をつくれることも魅力的でした。これまでに予算を大幅に超過したことはありませんが、そもそも予算の設定が適切でない可能性も考えられます。

しかし「Leaner」を導入すれば、企業規模が同等の他社と比較し、自社がどれだけ余分にコストを出しているのかが分かります。そうした複数の観点から、「Leaner」を導入することが、中長期視点でリターンの大きい施策だと結論づけたのです。

—— 導入から3ヶ月が経過しているとのことですが、実際に利用してみて、どのような印象をお持ちですか?

竹中:まだアクションするまでには至っていませんが、支出のうち、どこに削減余地があるのかが見えてきている段階です。実際に利用してみると、思っていたよりも自由度が高いことに驚いています。たとえば、データを「固定費別」に表示できるなど、知りたい情報を的確に可視化できる点が魅力的です。

また、こうしたツールを導入して陥りがちな「やって満足」な状態で終わらないことも導入価値だと感じています。コストを可視化することが最も困難なために、データを明らかにした時点で満足してしまうということも、本来であれば考えられます。

しかし「Leaner」は、データの入力から可視化までを担ってくれます。「コスト削減」という本当にやらなければいけないことに集中できるのは、「Leaner」の最大の魅力かもしれません。

全社一体となり、筋肉質な会社経営を目指す

—— 今後、「Leaner」に期待していることがあれば、お聞かせください。

黒畑:経営状況に応じた支出のチェックができるのがありがたいです。

売上や利益は日々変動していくので、「この利益率に対して、この費目は支出が大きい」とか「この費目を削減できたなら、他の費目でも削減余地が生まれる」といった、細かい健康診断が簡単にできるようになると、コスト削減意識が高まり、リバウンド防止につながるはずです。

中嶋他社のコスト削減事例を、たくさんご紹介いただければ嬉しいです。部門から上がってきた予算案に対し、具体事例を提示した上で修正提案ができれば、説得力が増すはずです。すると部門ごとのコスト削減意識が向上し、筋肉質な経営をすることが、全社として当たり前になっていくと思います。

—— 今後「Leaner」の利用を通じ、中長期視点でどのような組織を目指していかれるのでしょうか。

竹中:メリハリの効いた支出管理」ができる組織をつくっていきたいです。

事業や社員の成長など、会社の成長に寄与する領域にはきちんと投資し、一方で備品等の雑費は安く抑えたい。「使うべきところに使い、節約するべきところは節約する」という、メリハリのあるコスト感覚を根付かせていければと思います。

文=倉益りこ
編集・写真=オバラ ミツフミ

会社概要

  • 小売
  • 1000名以上
社名
オイシックス・ラ・大地株式会社
設立
2000年6月
従業員数
1,688名 ※2020年3月31日時点
事業内容
ウェブサイトやカタログによる一般消費者への有機野菜、特別栽培農産物、無添加加工食品等、安全性に配慮した食品・食材の販売
ホームページ
https://www.oisixradaichi.co.jp/company/

TOPICS

  • 業績好調の今こそ、コスト削減のタイミング
  • 「Leaner」がもたらす、リバウンド知らずのコスト削減アプローチ
  • 全社一体となり、筋肉質な会社経営を目指す

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